お子さんが算数検定8級を受検することになり
「算数検定8級のレベルや合格点・合格率はどうなんだろう?」
「問題集や過去問はどれがよいのだろう?」
と気になっている方に向けて、下記の内容でお話します。
※上記写真の書籍は子供が受けた当時のものです。過去問題集は新しいものが現在出版されています。
※合格率は2022年度に変更してあります。
記事内容(もくじ)
算数検定8級のレベルや合格率について
少し先取りをして算数検定を受験している我が子。
私は子供が検定を受けるにあたって、親として応援する気持ちと心配な気持ちがいつもあります。
そこで、毎回受検級のレベルや合格率をいつも調べるようにし、子供と一緒に検定に備えています。今回も「レベル」だけでなく「合格点と合格率」も調べましたので、お伝えしたいと思います。
では一緒に見てみましょう。
- 算数検定8級のレベルと合格点
算数検定8級のレベルは公式サイトには「小学4年生程度」となっています。
検定の内容(試験範囲)としては、小学3年生45%・小学4年生45%・特有問題10%となります。ですから、小学3・4年生の内容がしっかりと身につけておく必要があります。
合格点は全問題の70%程度です。9級と同様です。
8級の出題数は30問。9級に比べ問題数が増えました。ですから、30点中21点以上がとれれば合格ができるということでしょう。
参考URL:公式サイト(算数検定8級の概要、検定の内容)
- 算数検定8級の合格率
2022年度(2022年4月~2023年3月)の合格率は90%です。
そして、8級の受験者数は15,397人で、そのうち合格した人は、13,864人。
なんと1,533人が不合格となっています。
参考URL:算数検定公式サイト(検定による各種データ)
https://www.su-gaku.net/suken/examination/data.php
油断をせず勉強していけば合格できそうかな?
では、算数検定8級の勉強をするための、問題集や過去問をみてみましょう。
算数検定8級の問題集と過去問題
検定対策の問題集と過去問題はどんなものがあるか、みてみましょう。
算数検定8級の問題集・過去問題として販売されているものは下記のとおりです。
算数検定8級の対策問題集一覧
- 実用数学技能検定 要点整理 算数検定8級
1冊で検定の範囲が網羅されているので、こちらがあれば問題なしといえます。
単元の説明、基本から応用、発展問題と順番に解いていくことで、確実に身につくように設定されています。さらに、検定の特有問題の対策ものっています。
- 親子ではじめよう 算数検定8級
イラストを使って説明されているため楽しく勉強をすすめるられます。
本の大きさも上の要点整理より少し大きいので扱いやすいです。
- 実用数学技能検定 文章問題練習帳 算数検定8級
文章問題をしっかり取り組みたい、苦手な場合は、こちらの問題集で対策をしてみましょう。問題のどこに着目したらいいのかがわかるようになります。
算数検定8級の過去問題集一覧
- 実用数学技能検定 過去問題集 算数検定8級
本番と同じ形式の過去問題が6回分掲載。解答用紙がついているので、検定当日の練習にもなります。 -
検定過去問題 | 学習サポート | 実用数学技能検定(数学検定・算数検定)
公式サイトに過去問題1回分が無料で掲載されています。
ぜひ利用しましょう。
※毎年受験を考えている方は、次に受ける過去問題もダウンロードすることをおすすめします。毎年過去問題は更新されているので、過去問題の回数が増やせますよ。
特有問題の対策
対策としては、基本的には要点整理・過去問題をしっかり取り組むことです。
また問題をみてすぐ「わかった!」という気持ちをいったん抑え、再度じっくり問題と向き合うことを、心がける練習が必要です。見直し練習ですね。
それには、じっくり考えないと解けない「思考力」が必要な問題集なども、日ごろから解くようにしておくと個人的には良いかなと思います。
最近子供が楽しんで解いている問題
- 天才脳ドリル
我が子の8級の試験結果・正答率
今回紹介した問題集の「要点整理」と「過去問題集」を使い、我が子も8級を受検し、無事に合格することが出来ました。
もともと10月に受ける予定でしたが、8月に変更したため勉強期間が短くなりました。本人は満点がとれず、少し悔しそうでしたが、平均点より上の点数がとれたのでよかったんじゃないのかな?と私は思っております。
各問題の正答率ですが、だいたい80%以上の問題が多いのですが、50%台の問題や特有問題に関しては27.0%とという正答率の問題もチラホラあります。
全体の平均点は30点中23.8点となっておりました。合格点は21点以上です。