子供と一緒に家庭学習

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【読書ノートの作り方(書き方)】読書習慣が子供の学力向上に関係がある!?(読書習慣のつけ方)

読書ノート(読書手帳)

こちらのページは、「子供が読書をすると学力があがるのか?」また「子供が読書をするメリットが知りたい。」とか、「小学生が読書習慣をつけるにはどうしたらいいのか?」、「読書感想文に使える読書ノートはないかな?」と考えている幼児期から小学生までのお子さんをお持ちの方。また、「大人も一緒に使えるような無料の読書ノートはないかな?」と考えている方に向けて、書かせていただいています。

 

目次

 

はじめに

「読書で子供の学力は上がる。」「読書習慣が身についている子は勉強が得意。」など、学力に読書が関係することを耳にすると、我が子にも『読書習慣』を身につけさせた方がよいと思いますよね。

 

私もその一人です。

 

しかし、「本当に読書をすることで、子供の学力は向上するのかな?」とか、「読書習慣を身につけさせる方法なんてあるのかな?」と、色々と疑問もわきませんか?

 

そこで、私自身がその疑問を解消するために調べたことや、結果を踏まえ我が家で取り組んでいることを、今回はお伝えしたいと思います。

 

読書がもたらす様々な効果(メリット)とは

読書ノートの書き方

子供が読書をする効果・メリットとしてよく聞くのが、学力向上です。
まずは、この学力向上に関して調べましたので、ご確認ください。

 

読書は学力向上に影響があるのか

2016年に東北大学加齢医学研究所の竹内光博士と川島隆太博士らの研究チームによって、読書習慣で子供の脳が活性化され、さらに脳の神経回路も強化すると発表された記事を読みました。

詳しく見てみると、この調査では4歳から18歳の子供を対象に、読解力テストを実施したところ、本をたくさん読んでいる子供たちほど成績が高かったそうです。また、3年後にも同じようにテストを実施したところ、本をたくさん読んでいる子供は「読解力テスト」の伸びがよかったと結果がでていました。

さらに、子供たちの脳をMRIで分析したところ、読書をしている子供の脳は、神経線維ネットワークの結束力が強く、神経回路の発達も大きいということがわかったということです。

参考記事:読書が子どもの脳を育てる|脳のはなし|Active Brain CLUB
Active Brain CLUBは、株式会社NeUが運営しています。(NeUは、東北大学+日立ハイテクノロジーズによる脳科学カンパニーです。)

 

また、仙台市東北大学加齢医学研究所チームが出している「学習意欲の科学的研究に関するプロジェクトリーフレット集」によると、小学生(小5・6年生)の場合、読書時間が長い子供は、4教科の平均偏差値が高くなっていることが表されています。(中学生の結果も出ていましたが、中学生は睡眠時間を削って読書をしている子供がおり、4教科の成績が低くなっています。)

参考記事:学習意欲の科学的研究に関するプロジェクト|仙台市

 

このようなことから、「読書は学力向上に関係がある。」ということが、わかりました。では、学力を向上させるためには、家庭ではどのように読書習慣をつけたらよいのでしょうか?

 

そこで、我が家で実践した方法を2つご紹介いたします。

 

読書習慣の理想の姿

読書習慣の理想の姿とは

読書習慣を身につける具体的な方法をお話するまえに、お母さんが理想とする子供の読書習慣の様子を思い浮かべてください。

 

「親が進めなくとも、子供がひとりで本を読んでいる。」

理想の姿は、このような姿ではありませんか?(私はこの姿を目標にしました。)

 

次に、読書習慣という言葉に目を向けてみましょう。読書習慣とは、本を読むことが1日の中で習慣(繰り返し行うことできまりとなったこと)となっていることです。

 

お風呂に入る習慣、歯を磨く習慣、顔を洗う習慣など1日の中でする習慣というのは、およそいつするのかが決まっています。

ですから、読書習慣を身につけるには同じように、1日の中でいつするのかというのを決める必要があるのではないかと、私は考えました。

 

ここで気になった点があります。理想と少し違う気がしませんか?私が考えた理想と言うのは、決まった時間に読書をするのではなく、子供が自ら遊びなどと同じで、読みたくなり読書をしている姿なのです。

しかし、いきなり理想の姿にもっていくのではなく、まずは1日の決まった時間に本を読むことを「習慣」を目指しました。

 

読書習慣を身につける方法

では、具体的に我が家で行った方法を2つご紹介します。

読み聞かせで読書習慣を身につける

読み聞かせ

読み聞かせの方法は、我が家で読書習慣を身につける上で、一番効果が出た方法です。

1歳の頃から寝る前に毎日3冊の絵本を読み続けました。寝る前ですから、お昼寝のとき読みました。とにかく寝る前に必ず読みます。

 

 

幼児期に?うちの子供、小学生だから、中学生だから遅いよ。なんて声が出そうですね。

いえいえ、まだ遅くないと思います。「何を根拠に!?」とさらに声が聞こえそうですね。なぜなら、子供と一緒に本を読むことで、親である私が、読書をすることが習慣となり、さらにはふと気が付くと本を読んでいるのです。

 

ですから、お子さんに読書習慣を身につけさせたいと思うのでしたら、あきらめないで取り組んでみませんか?

 

お子さんが低学年の場合は、まだ読み聞かせの方法が使えると思います。なぜなら小学生(低学年)の我が子は、「今日はお母さんが読んで。」と、本の読み聞かせを希望することがあるからです。

 

もし、お子さんが中学年・高学年の場合は、親と一緒に寝ていない子が多い、読み聞かせを嫌がることがあり、この方法が行えないかもしれませんね。

もし、読み聞かせをトライしてみるようであれば、無理強いはせず、子供が興味を持つような本を、リビングなどで子供が寝る前に親が声に出して読んでみるのもいいかもしれません。または、親が読み聞かせをしてもらうというのも、よい手かもしれません。

 

読書ノートで読書習慣を身につける

読書習慣を身につける方法

お子さんが読み聞かせを嫌がる、また親が時間を作れない!というときは、読書ノートを活用する方法をトライしてみましょう。

この方法は、小学校や図書館などが行っている方法ですが、読書した本のタイトルを書いたり、面白かった度数を記録したりします。さらに、読んだ冊数が一目でわかる読書メーターや、目標冊数を達成すると認定証がもらえるなどの工夫がされています。ですから、子供たちは自分の目標を達成するために本を読むようになるのです。

 

この方法ですと、読むことではなく「ごほうびのため」になってしまい、結局は身につかないのでは?と思う方もいるかもしれませんね。しかし、この方法はとても効果があるそうで、世界の中でも学習到達度が高い国、とくに「読解力」は非常に高いといわれているフィンランドでも取り入れられている方法です。

 

フィンランドメッソドと言われる一つなのですが、フィンランドでは国語の副教材として読書日記と呼ばれる読書ノートを取り入れ、子供たちに読書習慣を身につけさせています。

フィンランドメソッドとは「国語教育」を中核として考え、発想力、論理力、表現力、批判的思考力、コミュニケーション力という5つの項目を重視している教育法です。

 

フィンランドメッソドの読書ノートには、日本にはない工夫がされているのでご紹介します。

日本でよく見る読書ノートは、本のタイトル、著者、読んだ日、感想などの欄がありますが、フィンランドメッソドの欄には、表紙シールが貼れるようになっています。表紙シールはどの本を読んだのか、目で明確にわかるという利点もありますが、シールは子供たちが大好きなものです。そのため、シールをどんどん貼りたくなるため、読書をすすんでしていくのです。それを繰り返すうちに読書が身についていき、読書習慣となっていくというのです。

 

いかがでしょう。この方法であれば、高学年のお子さんでも取り入れられるのではないでしょうか。シールに興味がなければ、シールを別のものに変えてもよいかもしれません。

習慣化するまでには、毎日行っても、およそ3か月かかると言われています。それまでの期間限定のごほうびをご家庭の教育方針の中で決められ、取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

読書ノートの作り方と書き方(無料テンプレート)

方法の中で、読書ノートを作る方法をとりあげましたが、実際にどのような読書ノートをつかったらよいのでしょうか。我が家では、私が作ったものを読書ノートとして活用していますので、そちらを無料でダウンロードできるようにしました。お子さんが気にいって使えるようでしたら、ぜひお使いください。

 

※データをご活用される場合、下記の注意事項も、あわせてお読みください。

当ブログ内にある無料プリントについて(ダウンロード・印刷する場合の注意事項)

 

幼児から小学生が楽しく取り組むための読書ノート

こちらはフィンランドメッソドを意識して作成した読書ノートです。

A4サイズに2冊記入できるようになっています。

読書ノート

記入欄について

項目は以下のとおりです。

  • 題名
  • 日付
  • 作者
  • 面白度
  • 表紙シール
  • 簡単な感想

 

項目が多い気もしましたが、基本的には題名、日付、シールだけで、あとは「書きたいときは書いて、書きたくないときは書かなくてもいいよ。」と伝え、自由に使ってもらいました。

 

白い枠について

表紙の写真やシールを貼る欄になっています。表紙写真を貼っておくと一目でわかるので良いと思いますが、表紙シールではなく、別のごほうびシールを貼る欄として使ってもよいと思います。

ちなみに、我が家も手間がかかるのでごほうびシールだけの日もありました。

表紙シールじゃないと、続かないかな?と思ったのですが、家にあるごほうびシールで続けることが出来ました。

 

本の表紙シールの作り方

表紙シールは自分で作成しましたので作り方をご説明します。

  1. 本の表紙をスマホやデジカメ撮る、またはスキャンする。
  2. プリンタでL判4枚に設定し印刷をする。
  3. はさみで切り取り、記入欄にのりで貼る。

手間はかかるかもしれませんが、子供と一緒にすると楽しい時間を過ごせます。

 

無料テンプレートをダウンロードする

2色用意しました。下記のタイトル又は画像をクリック(タップ)すると、PDFファイルが開きます。ダウンロード、印刷をしていただきご活用ください。

 

子供から大人まで活用できる読書ノート(手帳型)

A5サイズの手帳型で、記入欄が少ないのが特徴です。

50冊分が記入できるようになっています。

読書ノート(A5手帳型)

記入欄について

項目は以下のとおりです。

  • 題名
  • 日付
  • 作者
  • 評価(☆を塗りつぶすようになっています)
  • 感想(欄がせまいため、一言で記入します)

 

読書手帳の作り方

ダウンロードするデータは、A4サイズになっています。両面印刷を設定して印刷し、、真ん中でおってください。その後、ホチキスでとめるとA5サイズの手帳ができるようになっています。

印刷するときに気を付ける点は、両面印刷の綴じる方向を「短辺」にしておくことです。プリンタのメーカーによって設定に違いがあると思いますので、ご自分のプリンタの説明書をご覧いただき設定してください。

 

印刷した1ページ目の表面

読書手帳(表紙・裏表紙)

 

1ページ目の裏面

読書手帳(1ページ目)

 

まとめて真ん中でおり、ホチキスでとめます。

読書手帳折ったことで、A5サイズの読書手帳の完成です。

 

無料テンプレートをダウンロードする

4色用意しました。お好きな色のタイトル、画像をクリック(タップ)していただきご活用ください。

 

小学生の読書感想文に使える読書ノート

1枚に1冊の本について、詳しく感想がかけるようになっています。

特に面白かった本を書き留めておけば、読書感想文を書く際に活用できるのではないでしょうか。

読書ノート(読書感想文用)

 

記入欄について

項目は以下のとおりです。

  • 題名
  • 作者
  • 日付
  • 面白かったところ(3箇所)
    読んだ本人の山場となるところを、3か所ピックアップします。
  • 感想・PR欄
    もし他の人にすすめるとしたらどう伝えるのか、簡単でよいので、PR文章を作ります。

 

無料テンプレートをダウンロードする

2色用意しました。お好きな色のタイトル、画像をクリック(タップ)していただきご活用ください。

 

読書習慣を身につけた先は『本好きな子』に成長

これまで、読書習慣を身につけるために調べたことや、我が家の取り組んだ方法をご紹介しました。

各家庭の環境が違うため、同じようにはいかないかもしれませんが、少しでも参考になればと思います。

 

読書は学力向上にはかかせないことは確かなようです。我が家も子供の学力向上を意識して、読書習慣が身につくように取り組んできました。そして、理想であげたような、「親が進めなくとも、子供がひとりで本を読んでいる。」姿を見ることが出来ています。

 

しかし、どこかで「学力のためではなく、とにかく本を、本の世界を存分に楽しんでほしい。」と願ってもいました。幸いなことに、子供はとても本を読むことを今、楽しんでいます。