お子さんが算数検定10級を受検することになり「おすすめの問題集や過去問はどれだろう?」「算数検定10級の合格点や合格率はどうなんだろう?」といった疑問を解消するために下記の内容でお話します。
※上記写真の書籍は子供が受けた当時のものです。
※合格率は2022年度を掲載しております。
記事内容(もくじ)
算数検定10級の合格点・合格率について
私も毎回調べているのが合格点と合格率。我が子が受けるとなるとやはり気になってしまいますよね。
では算数検定10級の合格点と合格率はどれくらいか見てみましょう。
- 算数検定10級の合格点
合格点は全問題の70%程度です。
算数検定10級の出題数は20問。配点は1問1点です。
ですから、20点中14点以上で合格ができます。
(最低でも14問~15問は正解することが必要ですね。)
参考URL:算数検定公式サイト(各階級の概要・検定内容)
https://www.su-gaku.net/suken/examination/summary.php - 算数検定10級の合格率
2022年度の合格率は94.3%です。10級の受験者数は14,013人で、そのうち合格した人は、13,210人。データを見る限り上級に比べたらものすごく合格率が高いです。しかし、803人は不合格しています。
参考URL:算数検定公式サイト(検定による各種データ)
https://www.su-gaku.net/suken/examination/data.php
どうでしょう合格率を見て「合格できそう。」と思いましたよね。
94.3%という高い合格率を見ると油断せずに勉強したら受かると思えますね。
では、算数検定10級の勉強をするために、問題集や過去問などをみてみましょう。
算数検定10級の問題集と過去問題
算数検定10級の問題集・過去問題として販売されているものは下記のとおりです。
算数検定10級の対策問題集一覧
- 実用数学技能検定 要点整理 算数検定10級
単元ごとに説明がされ、基本問題と応用問題の解き方を見ながら検定範囲を理解していきます。その後、内容が理解できているか練習問題を解いて確認するようになっています。また特有問題の説明や練習問題も掲載されていますので、この一冊で範囲が網羅できます。
- 親子ではじめよう 算数検定10級
イラストを使ってわかりやすく説明がされているので、低学年のお子さんや算数に苦手意識をもっているお子さんも理解しやすい問題集です。B5の変型版となっているため、問題を解く際に扱いやすいです。
- 実用数学技能検定 文章題入門帳 算数検定10級
文章問題を重点的に勉強したい方におすすめの問題集です。
文章問題を解くときにどこに着目したらよいのかが丁寧に説明されています。
算数検定10級の過去問題集一覧
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6回分の過去問題が収録されています。本番と同じ形式の解答用紙もついていますので、練習がしっかりと行えます。
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検定過去問題 | 学習サポート | 実用数学技能検定(数学検定・算数検定)
公式サイトに過去問題1回分が掲載されています。
無料でダウンロードできますので、ぜひ利用しましょう。
特有問題の対策・正答率
特有問題の正答率は検定の特有問題というだけあって低いです。
※2019年10月実施の第344回の検定では、全体の正答率が問題19は86.8%と問題20では21.0%。(我が子の2019年月実施〈第344回〉検定結果〔上記画像参照〕より)
※特有問題は今のところ全20問題のうち2問出題される傾向です。1問だけ正答率が低いときもあれば、両方低いい場合もありますので油断しないようにしましょう。
対策としては、基本的には要点整理や過去問題をしっかり取り組むことですが、我が家では「これ分かった!」とスラスラとける問題ではないということを頭におき、じっくりと問題に向き合うことを練習するようにしています。
じっくりと取り組み合格へ
今回紹介した問題集の「要点整理」と「過去問題集」を使い、我が子は無事合格することができました。(おしくも特有問題が1問不正解でした)
実際の受検勉強の方法や検定当日の様子などは「算数検定10級合格:使用した問題集や特有問題などの検定対策と結果」をどうぞ。
合格するには、わからないところを残さず1つ1つ確実に理解することが大切ですので、あせらずじっくりと問題に取り組んでくださいね。
我が子は現在、次の級に向けて勉強中です!
みなさんも一緒に頑張りましょう!