お子さんが算数検定9級を受検することになり
「算数検定9級のレベルや合格率はどうなんだろう?」
「問題集や過去問はどれがよいのだろう?」
と気になっている方に向けて、下記の内容でお話します。
※上記写真の書籍は子供が受けた当時のものです。
※合格率は2022年度を掲載。
記事内容(もくじ)
気になる算数検定9級のレベルや合格率について
子供が検定を受けるにあたって、親としては応援する気持ちと一緒に「合格できるかな?」と心配な気持ちも沸き起こりますよね。
私はいつも心配です。
そこで、算数検定を受けるときには、レベルや合格率をどうしても気になり調べるようにしています。「レベル」だけでなく「合格点と合格率」も調べましたので、参考にしていただければと思います。
では一緒に見てみましょう。
- 算数検定9級のレベルと合格点
算数検定9級のレベルは公式サイトには「小学3年生程度」となっています。
検定の内容(試験範囲)としては、小学2年生45%・小学3年生45%・特有問題10%となります。ですから、小学2年生、小学3年生の内容がしっかりと身についておく必要があります。
合格点は全問題の70%程度です。11、10級と同様です。
9級の出題数は20問(配点は1問1点)ですから、20点中14点以上がとれれば合格ができます。(最低でも14問~15問は正解することが必要ですね。)
参考URL:公式サイト(算数検定9級の概要、検定の内容)
- 算数検定9級の合格率
2022年度の合格率は87.9%です。
9級の受験者数は14,544人で、そのうち合格した人は、12,790人。
なんと1754人が不合格となっています。
参考URL:算数検定公式サイト(検定による各種データ)
https://www.su-gaku.net/suken/examination/data.php
では、算数検定9級の勉強をするための、問題集や過去問をみてみましょう。
算数検定9の問題集と過去問題
まずは検定対策の問題集と過去問題をみてみましょう。
算数検定9級の問題集・過去問題として販売されているものは下記のとおりです。
この中からご自分のお子さんに合った問題集を見つけてくださいね!
算数検定9級の対策問題集一覧
- 実用数学技能検定 要点整理 算数検定9級
1冊で検定の範囲が網羅されているので、こちらがあれば問題なしといえるでしょう。単元の説明、そして基本から応用、発展問題が解けるようになっています。さらに、検定の特有問題の対策ものっています。
- 親子ではじめよう 算数検定9級
低学年のお子さん、少し算数が苦手と思っているお子さんにおすすめの問題集です。イラストを使って説明されているため楽しく勉強をすすめるられます。
本の大きさも上の要点整理より少し大きいので扱いやすいですよ。
- 実用数学技能検定 文章題入門帳 算数検定9級
文章問題をしっかり取り組みたい場合は、こちらの問題集がおすすめです。問題のどこに着目したらいいのかが身につきます。
算数検定9級の過去問題集一覧
- 実用数学技能検定 過去問題集 算数検定9級
本番と同じ形式の過去問題が6回分掲載されています。
解答用紙もついていますので、検定当日の練習にもなります。
-
検定過去問題 | 学習サポート | 実用数学技能検定(数学検定・算数検定)
公式サイトに過去問題1回分が無料で掲載されています。
ぜひ利用しましょう。
特有問題の対策
対策としては、基本的には要点整理や過去問題をしっかり取り組むことです。
そして、問題をみてすぐ「わかった!」という気持ちをいったん抑え、再度じっくり問題と向き合うことを、心がける練習が必要です。
それには、じっくり考えないと解けない「思考力」が必要な問題集なども、日ごろから解くようにしておくと個人的には良いかなと思います。
我が子の9級の試験について
今回紹介した問題集の「要点整理」と「過去問題集」を使い、我が子も9級の勉強をしました。
しかし、2020年4月から9級は個人受験ができなくなったため、(2020年度4月検定からの変更点について | 数学検定・算数検定(実用数学技能検定))提携校会場受検を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で提携校がの会場が私の住む県内では1校もないという事態になりました。
子供と話し合った結果、9級はとばし個人受検ができる8級を目指すことにしました。
ですから、9級の結果や正答率などをお伝えすることができませんが、勉強記録をまとめましたのでよろしければご覧ください。