四谷大塚の全国統一小学生テストを受験しようと思っている保護者の方に向けて、下記の通りお話します。
記事内容
全国統一小学生テストの対策について
小学4年生の子供が2022年6月に四谷大塚が実施している「全国統一小学生テスト」を受験しました。実は小学3年生の時に、算数検定を受けたことがきっかけで申し込み先の塾から誘いをうけて、2021年11月のテストも受験しています。
今回は、はじめて受けた小学3年生(2021年11月)の対策と、小学4年生(2022年6月)の対策についてお話したいと思います。
小学3年生(2021年11月)全国統一小学生テスト
申し込んだからには、対策をした方がいいだろうと考えたのですが、子供の今の実力を知るにはなにもせず、受験してもいいのではないかと考えました。
そして本人が結果をみたときに、どう受け止めるかわからないけれど、おそらく対策勉強は必要なんだなと気づくきっかけになるのではないかと思いました。
ですから、四谷大塚がWeb上で公開している過去問は解きましたが、しっかりとした対策は一切せずに受験をしました。
小学4年生(2022年6月)全国統一小学生テスト
前回のテストを受験し結果を見た本人は「対策が必要。じっくり考える問題をとけるようになりたい。」という気持ちが出ました。そこで小学4年生の6月の受験までに、余裕があれば、できることをしようと相談し、四谷大塚のWebページ上の過去問だけでなく、いくつか問題集を買って時間があるときに解くようにしました。
対策用問題集・ドリル
子供が対策として選んだ問題集は2つです。学校の宿題や通信教育などもしていますので、空いている時間に解く程度になっていましたが、力がついたと思います。
1つ目は四谷大塚が出している「はなまるリトル国語3年生」です。前回のテスト結果を見てすぐ購入したため小学3年生のものを対策として使いました。
全てやりきることはできませんでしたが、国語の説明文や物語文の解き方を学ぶことができました。そのほかにも文法や言葉、漢字も問題にはいっていますので、この1冊をじっくり解くとかなり力がつくのではないかと思いました。
もう1つは算数の問題対策として「天才脳ドリル」を使用しました。四谷大塚の算数の問題には、サイコロの問題や頭の中で整理しながらとく問題がよく出題されているようです。ですからそのような問題を解く練習として楽しみながら取り組めそうだったので選びました。空間把握、仮説思考、数量感覚、語彙表現と鍛えたい分野でそれぞれ初級・中級・上級レベルと用意されています。(空間把握と仮説思考は初級の前に入門もあります。)
全国統一小学生テストの結果
いづれの結果も偏差値だけですが、お話したいと思います。
まずは小学3年生の結果(2021年11月)ですが、算数63.7、国語62.4、2教科64.7です。
続いて小学4年生の結果(2022年6月)ですが、算数55.8、国語63.8、理科64.2、社会67.7、4教科64.8です。
本人は小学4年生の算数ですべての問題がとけなかったことが非常に悔しいようでした。今回のテストでは時間配分が必要なことも気づけたようです。
一つずつ自分の課題を見つけるうえで、こういったテストを受けるのはいいのかもしれないと感じました。
試験でチャレンジする勇気を育てる
全国統一小学生テストは通いなれている塾で受ける子もいれば、まったく知らない会場で受けるお子さんもいます。どの会場であれ、子供一人で試験に挑むというのはとても勇気のいること。大人だって緊張する試験。子供ならなおさら緊張と不安でいっぱいなのではないかと思います。
結果はどうあれ、この経験は自信につながると私は思います。
これから先たくさんの試験やテストが待っている子供たち。ひとつずつこなしていく勇気がさらに自信につながってくれたらと思います。
そして、これらの経験を積み上げていくことで、それが楽しいと感じられるといいなと思います。
一緒に子供たちのチャレンジする勇気を応援しましょう。