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【子供の漢字の覚え方3】覚えられない、時間がないときは熟語を絞り込んで覚える!?

子供に漢字を覚えてほしい!どうにかしてあげたい!と思っている方に向けて、下記のとおり我が子の漢字の覚え方をご紹介します。

 

記事内容

 

 

 

子供の漢字の覚え方

学年があがるにつれだんだんと難しくなる漢字。覚える子供たちは苦痛に感じていませんか?我が子も宿題の漢字ドリルは苦手で「もう嫌。なんでこんなに書かないといけないの?」「やりたくない。」なんて言い出しております。

子供の漢字ドリルを見ると、結構な熟語の量です。書いていくうちに書けるようにはなるのですが、目の前に知らない熟語が沢山ならんでいると、苦痛でしかない。

 

どうしたものか!

 

一気に覚えようと思うと子供は大変です。なので、3段階にわけてすすめてみると少し楽に覚えられているようなので、ご紹介します。

 

1.読みを覚える

まず読みの練習はあまり苦ではないようなので、とにかく読みを先にできるようにしました。ちなみに一緒に練習するときは口で読み、書かなくてもよい。一人でするときは、手で書くというふうに、2パターンの練習をしております。(なかなか一人ではやる気がおきないようで手助けが必要です。)

 

読みを徹底的にまずは覚える!

 

2.教科書の熟語を書けるようにする

次に、書きの方ですが、一気にひとつの漢字の熟語をいくつも覚えるのは大変です。ですから、教科書に出てくる熟語をまずは覚えます。たとえば、我が子の使用している国語の教科書(光村図書)をみてみると、下線の下に新しく習う熟語や言葉がならんでいます。これをノートに書いて覚える。

できれば、読みの部分をかいてあげ、それを漢字でかく練習をしていきます。学校の授業に合わせ、いま行っている単元の熟語を覚えます。

 

急な単元テスト前で時間がないときや、とにかく漢字が苦手という子には、教科書の熟語に絞り込んで覚えるといいのかな思いました。

 

3.ほかの熟語も関連付けて覚える

ここからが結構大変ですが、なかなか覚えられない熟語や言葉は、教科書で覚えた熟語や言葉を使い覚えていきます。

 

例えば、「行動にうつす。」の「うつす」は『移す』という漢字になりますが、教科書で「移動」という言葉を先に覚えていたら、

移動は「場所を変えること。」
だから、「場所を変える。」ということは「その場から動くよね。」
→行動するね。→行動にうつすね。
だから「移」を使うのかな?と、連想して覚える、関連付けをする。

 

もちろん「移」の意味を先にしっかり覚えられていたら、おのずと移動移すも覚えやすいのかもしれません。しかし子供を見ていると学校ではサラッとするだけで、一つ一つの漢字の意味まですぐに覚えられるなんてことはできないのです。

 

ですから、家でどのように覚えていくと効率的に覚えられるか本人が考えるきっかけ作りは必要なのかなと思い関連付けて他の熟語を覚えてみてます。

 

漢字学習のやる気をどう引き出すか

あれこれ考えるよりとにかく書きまくる!これも一つの手ですが、その前の時点でやる気が出ず、とりかかれないことも多い我が子です。

 

子供の漢字学習に対する気持ちを聞くだけでもやる気が起きる時もありますし、隣に座ったらやる気になるときもあります。ただ書くだけでなく、他のやり方をしてもいいんじゃない?と今回のように提案することもありますし、子供が方法を考える時もあります。

 

不思議なことに、漢字の覚え方を話し合ったりすると、今日はこっちをしてみよう!とか、今日はこんな風にしてみようかなと本人が考えているうちに、やる気が起きてくるのです。子供と話すのは重要だなと改めて漢字学習を通して感じました。

 

何事もやる気が必要ですね。

今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。