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本将棋の基本ルール!駒の動きを覚えるための無料プリント

駒の動きを覚えよう!

子供が幼稚園の頃、藤井聡太棋士の影響で将棋に興味をもち、親も一緒に「将棋をはじめよう!」と意気込んで将棋盤や駒を買いました。買ったのはよいのですが、ルールを知らないことには始まらないですよね。

 

手始めに本を買ってわかったことは、本将棋でまず覚えることは、どの駒がどう動けるのかということです。

そこで、駒のうごきをおぼえるプリントをいくつか作りましたので、今回はそちらをご紹介したいと思います。また、子供がどう覚えていったのか、覚え方などもご紹介します。

プリントは無料でダウンロードできるようになっていますので、皆さんもよかったら使ってみてください。

 

 

 

玉(王)将・飛車・角行・金将銀将の覚え方

玉(王)将、飛車、角行は3つとも覚えやすい駒ではあるのですが、漢字の意味を知らない子供は時々「飛車と角行はどっちがどっち?どう動くのかな?」と混乱していました。角行の角という漢字は「かど・すみ」という意味があるんだよ。マスの角(かど・すみっこ)の方向へ向かうんだ!と覚えてみよう。と話したら、頭にはいったようです。

次に、金将銀将ですが、書籍などには「金将はきのこの形」「銀将は大の字」で覚えると覚えやすい!ということだったので、子供に体で表してもらい一緒に覚えました。

【ダウンロード】玉・飛・角・金・銀のプリント

プリントは2枚構成になっています。念のため答えも用意しましたので、確認にお使いください。
データは下記よりPDFファイルをダウンロードできます。(画像をクリックでも可)

使用される場合は、下記、注意事項もあわせてご確認ください。
当ブログ内にあるプリントについて、ダウンロード・印刷する場合の注意事項について
 

 

香車・桂馬・歩兵、相手の駒の覚え方

香車や歩兵は覚えやすいようですが、桂馬はひとつ飛び越えるので、子どもからすると、「なんでだろう?」と疑問に感じるようです。乗馬のように、馬が柵をピョンと飛び越える、ジャンプできる駒とおぼえてもらうことにしました。

 

また、相手の駒の動きがわかることも、対戦するうえで重要です。ですから、相手の動きもわかるようにするためのプリントも一緒に作りました。

【ダウンロード】香車・桂馬・歩兵、相手の駒の動きのプリント

プリントは2枚構成になっています。念のため答えも用意しましたので、確認にお使いください。
データは下記よりPDFファイルをダウンロードできます。(画像をクリックでも可)

使用される場合は、下記、注意事項もあわせてご確認ください。
当ブログ内にあるプリントについて、ダウンロード・印刷する場合の注意事項について
 

成ったとき、駒が周りにある場合の動きの覚え方

将棋の駒のうごきで面白いのが、相手の陣地へ入ると駒を裏返せること。裏返すことを「成る」といいますが、成ることで駒の動ける範囲が変わります。また、全部の駒が「成る」というわけではなく、成らない駒もあります。

※必ず相手の陣地へ入ったら「成る」必要があるかどうかは自分で考えます。成る必要がなければ、そのままでもOKです。

成る駒、成らない駒は?

成る駒は次のとおりです。

  • 飛車は「龍王
  • 角行は「龍馬」
  • 銀将は「成銀」
  • 香車は「成香」
  • 桂馬は「成桂」
  • 歩兵は「と金」

成銀(銀将)、成香(香車)、成桂(桂馬)、と金(歩兵)は金将と同じ動きになります。また、玉(王)将、金将は成りません。

動かした駒の周りに他の駒がある場合

自分が動かす駒のまわりに、自分の駒、相手の駒が置いてあると、動けるところが限られてきます。他の駒が置いてある場合、どう動けるのかを考える必要もありますので、プリントを繰り返し行いました。

【ダウンロード】成ったとき、駒が周りにある場合の動きのプリント

プリントは2枚構成になっています。念のため答えも用意しましたので、確認にお使いください。
データは下記よりPDFファイルをダウンロードできます。(画像をクリックでも可)

使用される場合は、下記、注意事項もあわせてご確認ください。
当ブログ内にあるプリントについて、ダウンロード・印刷する場合の注意事項について
 

 

とにかく繰り返し行う、そして実際に駒をさわる! 

駒の動きを覚えるには、作成したプリントを何度か行うこと、そして実際に駒を将棋盤に置いてどう動くかを実践することが必要でした。

もし対戦しはじめて忘れてしまったときは、以前ご紹介した将棋の一覧表を手元に置いて、見るようにすることで覚えられることが出来ましたので、そちらもぜひ活用ください。 

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