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子供に強くいってしまった!?子育てで悩んだときは、子育て本を参考にしてみませんか?

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こんにちは。スズメです。

 

毎日、子供と向き合う私たち親ですが、子供につい強くいってしまうことってありませんか?

 

 

あとから冷静になると、言ってしまった後悔などが押し寄せ、自己嫌悪に陥ります。

「あぁ。またやってしまった。どうしたら落ち着いて話せるんだろう」

 

叱ると叱るだけ自己肯定感のない子になってしまうのでは?といつも気にしているわりに、つい言ってしまう。ほんと自分が嫌になります。

 

みなさんは、そんなとき、どうしていますか?

そのまま、忘れることができますか?

 

今回はそんなときの私の行動を少しお話しします。お付き合いくださいませ。

 

目次

 

気持ちを落ち着かせるには

子供に強くいってしまったあと、しばらくはイライラが治まらず、ぷんぷんしている私です。

 

まず私がすることは、冷静な自分を取り戻すこと。

そんなときにするのは、ウォーキングをしながら景色をみること。

 

歩いている間、家々をみたり、遠くの山をみたりしています。

そのうち、歩いていることに意識が集中し、イライラがおさまっていきます。

 

そして家が近くなると、子供への対応で反省するところ、どういう風に対応をとったらよかったのかと冷静に考えだすのです。

 

考えるうちに、何か解決方法や参考になることはないかと、本が読みたくなります。

 

子供と同じで何度も繰り返して自分が成長する

どんな本を手にするかというと、もちろん子育てに関する本なんですが、その時に書店などで目に留まったもの、自分の今の心をわかってくれそうな本を読みます。

子育て本

 

そうやって本を読むと、どの本にも同じような内容が書かれていることに気付くことがあります。そして自分自身も「そうなんだよね。」と同じ内容に、毎回反応しているのです。

 

わかってはいるんですよね。

子供への対応も何度も読んでいるので、著者の方々が私にいってくれていることは、わかっているのです。

 

でも、それがなかなかできないのです。

 

ですから何度も本を読むことで、自分自身に言い聞かせているのです。

 

子供にも「何度も言わないといけないのかな」なんて思いますよね。

情けないことに親の私も何度も言われないと、できないのです。

(だから、子供にも何度も言わないといけないのは、当たり前って気づけます。)

 

そして色々な著者から私に冷静に語りかけてもらっているのです。

 

読む本にもよるかもしれませんが、だいたい子供の心の部分に重きを置いている著者のイメージは「ゆったりと、冷静に語りかけている」そんな印象を受けます。

 

不思議とすーっと私の心に響いてきて、はいってくるのですよね。

また改めてそこで思うのです。

 

「子供に冷静に対応しなければ、子供も聞き入れない。」

 

冷静になったときにしか気づけないのも、情けないですが、子供がすぐイライラする。すぐ怒る。これはある程度、親が同じことをしているのかなと思います。

 

「子は親の鏡」とはよくいったもので、ある程度はその通りなのではと思うのです。

 

だから自分が冷静に対応できなければ、子供も同じようになり、言い合いになる。

すると結局「わかってほしいことは、わかってもらえない」というわけです。

 

だから本を読むことで、なんども自分に言い聞かせ、親の私が変わることが必要なのではと思うのです。

 

何度も繰り返してしまうかもしれないけれど、冷静に対応するための私の手段なのかもしれません。

 

子育ての目的ってなんだろう

そして本を通じて思うことがあります。

 

子育ての目的ってなんだろう。

 

本を探しに行くと、賢い子に育てる!一流に育てる!東大に受かる!最高の育て方!など自己啓発系の子育て本が並んでいます。

どんなことが書いてあるのか興味もあり、読むこともあります。

 

子育てというよりは、本来は子供がすることを親がするための本に感じます。

決して批判ではありません。学習面を強化するうえで非常に参考になり、子供に提案して実践していることもあります。

 

ただ、子供が大人になったとき、学力に重きをおくことが一番重要ではないと思うのです。

 

子育ての目的は人それぞれ違うかもしれませんが、私は「子供が好きなこと、やりたいことを叶えるために、進める・努力していけるような心をもっていてほしい。」と思います。

 

簡単に言うと「自立」なのかもしれません。

 

私自身、親の顔色をうかがって生きてきました。

親のせいにしているわけではありませんが、親が望む人生をある程度聞き入れ生きてきました。

 

そうするとなかなか、本当にやりたいこと、やってみたいことが出来ていも、親を説得して進む勇気がでないのです。

結局は行動にうつせないのです。

 

親から自立できていないのかもしれません。

 

ですから、子どもには私たちのことを気にせず、やりたいことを見つけ、それに向かって進んでほしいのです。私たちから育っていってほしいのです。

  

勝手な親かもしれませんが、そう願っています。

 

すこし熱く語ってしまいましたが、本は子供に向き合う上で大切なことを教えてくれる、先生なのかもしれません。

 

具体的にどんな本を読んでいるのか

私が本を手にするとき、次のことを考えられる本を探しています。

 

「子供が幸せを感じ、のびやかに成長していくには、親としてどう対応することが必要なのか」

 

そしてレビューなども参考にしますが、否定的な言葉があったとしても、自分が気になったら自分の目で確かめたいため、購入するようにしています。

 

その中で最近読んだ本を2つご紹介します。

 

子育てで大切なことを教えてくれる本 

小児科医のぼくが伝えたい「最高の子育て」(マガジンハウス)

小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て(高橋孝雄)

テレビでもお目にかかったことがある方も多いのではないでしょうか?

慶応義塾大学医学部の小児科教授の先生の本です。

私はNHKジャガー横田さんとの対談をしている番組を拝見しましたが、非常に物腰の柔らかい先生です。

日頃、子供だけでなく、親の思いをしっかりと受け止めたうえで、子供と接してくださっている先生なのかなという印象を受けました。

本の内容としては、遺伝のお話、子育てについて、子供を幸せに導くために親が気を付けたいことなど、先生の考える思いがやさしく書かれおり、親を安心させてくれる一冊かもしれません。

ご興味のある方は、ぜひ読んでみてください。 

 

子どもの自己肯定感を育てるための本

「自己肯定感」育成入門(夜間飛行)

「自己肯定感」育成入門(平岩国泰)

最近私の中で非常に気になっているワード「自己肯定感」。

学校でのふるまいを聞いていると、そこまで低くはないと思ってはいるのですが、親があれやこれやと口を出すことで、子供の自信がなくなってしまわないかとか、どこまで言ったらいいのかと悩んでいるときに出会った本です。

著者は放課後NPOアフタースクールの代表理事をされている方です。

20年後の子供の未来を考え、「どんな道へ進んだとしても幸せに暮らしてほしい」と思うなら、「自己肯定感を育てる」ことだとおっしゃっています。では一体どんな風に育てていけばよいのかということを、本のなかで教えてくれています。 

 

子育て本はあくまでの参考に

本を読むことが好きということもあり、子育て本をよく読んでいる私ですが、気を付けたいと思っていることがあります。

 

本に書いてあることを、そのまま鵜呑みにしないこと。

 

書いてあることをすべて実行したら、大変ということもありますが、自分の子供にあった育児があると思っています。

 

一人一人子供は違うのだから、自分の子供の子育ては本の中に正解はないということです。

 

あくまでも参考程度にする。自分の子供に対応できそうなものだけを取り入れる。

そんな思いでこれからも手に取って、読んでいきたいと思っています。