こんにちは。スズメです。
子どもの夏休みが終わるころは、もう夏も終わりかな?と涼しい日が続いていましたが、新学期に入りまた暑い日が続いています。
残暑で体調を崩さないようにしたいですね。
さて、先日子供を連れて「金沢」へ行ってきました。
お目当ては、今年オープンした「谷口吉郎・吉生~金沢建築館~」です。
谷口吉郎・吉生記念~金沢建築館~
谷口吉郎氏は「東宮御所」や「ホテルオークラ」「帝国劇場(ロビー・客席)」などを、吉郎氏の長男で吉生氏は「東京国立博物館 法隆寺宝物館」「ニューヨーク近代美術館」などを手がけている建築家です。
そして金沢建築館は、吉郎氏のご自宅住まいの跡地に、吉生氏が設計をし建てられた博物館です。テーマを建築や都市としており、金沢から世界へ建築文化の発信拠点を目指すため、展覧会や講座、建築ツアーなどの活動を行っていくと紹介されています。
(金沢建築館サイトより)
中にはいってみると、開館記念特別展として谷口吉郎氏の作品が写真パネルや建築模型などを使い紹介されていました。(写真撮影不可)
秩父のセメント工場やご自身の自宅なども紹介されており、見ごたえのある展示となっていました。
そして常設展では、赤坂迎賓館別邸の「游心亭」が再現されており、繊細な作りに魅了されました。
子どもも食い入るようにみており、天井の細工が気になったようです。
(こちらは写真撮影可能)
写真にはうつっていませんが、目の前には水を使った風景が広がります。赤坂迎賓館別館の池「水のゆらぎ」が再現されているのかなと思いました。
鈴木大拙館
こちらは、吉生氏が設計された建物で、金沢出身の仏教哲学者「鈴木大拙」氏の考えなどが、展示されており、来館者自身が思索する場所として作られた館となっています。
入り口から続く内部回廊、玄関の庭を通り展示室へ行くようになっています。
展示室にはいると、不思議な空間が広がっているといった印象を受けました。
そして展示室を後にすると外部回廊へつながります。ここは展示室とはガラッとかわり明るい世界がひろがります。
回廊を歩いていくと思索空間の場所へとつながっていきます。
しばらく子供と一緒に座り、外の景色をみたりして他人に迷惑にならないよう、お話をしました。ゆっくりとした時間が流れる場所です。
思いもしないところへ連れて行ってくれる子供
金沢へ出かけることになったとき、子供本人にこんな場所があると提案をし、いくつか場所を教えました。
ご紹介した場所以外では「金沢城」「兼六園」「金沢21世紀美術館」「ひがし茶屋」
「近江町市場」「長町武家屋敷」など
子ども好みな場所は少ないのかもしれませんが、不思議なことに「金沢建築館」とまっさきに言いました。
建築物が好きだからこそかもしれませんね。
金沢へ行った際には、どうぞ訪れてみてください。
2か所とも素敵な場所です。