学習習慣がすっかり身についている?のか、子供は休日も自ら学習をします。時々、親の方がついていくのが大変なこともあったり、どうしてこんなに勉強できるのだろう?と感心することもあります。そこで、今回は子供がなぜこんなにも家庭で勉強ができるのか、考えてみることにしました。
子どものやる気スイッチがはいるとスゴイ?!
さて、通常の土日休みもそうなんですが、家でまったり過ごす休日になると、我が家の子供は学習へのやる気スイッチが急にはいります。
特に午前中の勉強の取り組みがスゴイのです。
私が朝食の片づけや、洗濯など家事をしていると、手伝いにきてくれます。
そして。
「今日、あとから勉強するから、よろしくね!」というのです。
「了解です!」
お手伝いがだいたい終わると、子供は、計画をたてに自分の机に向かいます。
そして、家事をすませた私が子供のところへ行くと、
「今日は、これだけするよ。答え合わせをお願いね。」
と見せられたのがこちらです。
自分が持っているドリルから選び、1・2ページづつぐらいの量をキリがよいところまで順番にしていくのです。
ちなみに二重線がひいてあるのは、これは1日1回だけするものだから、済ませたら二重線をひいています。それ以外は何回も勉強するのはOKらしいです。
「わかったよ。」と答える私。
結構な量なんですよ。1時間は確実に勉強します。よく子どもの1日の学習時間は、学年×10分と言いますよね。
今は小学1年生ですから、そう考えると私はスゴイなと思います。
しかも自分から進んでやっていますから・・・(親バカですかね?)
さらに、のっている日だと、2時間ぐらいすることも。
こちらがヘトヘトになってきます。お母さんの方が集中力が持たない(笑)
なんでこんなに集中して続くのかな?なんて思っていたのですが、なんと子どもの勉強計画は集中力が持続する方法ということが、わかりました。
ポモドーロックニックで集中力を持続させる!?
ポモドーロテクニックってご存知ですか?
ポモドーロテクニックとは、30年以上前にイタリア人大学生が考案した時間の管理術です。仕事や勉強などを25分間行い、そのあと5分休憩する。それを最大4回行う時間管理術です。
こうすることが、人間にとって最大限の生産性と効率性を高められるといいます。
子どもの勉強計画を振り返ってみると、これに近いことをしているのでは?と思ったのです。
ドリルを1冊行い、休憩する。またドリルをする。そしてまた休憩をする。
子供ではないので、25分とはいきませんが、10分~15分勉強し、次のドリルをするために、私と話をしたりお茶を飲んだりして休憩を5分ほどとる。
これを繰り返しているのです。
この色々なドリルを切り替えて勉強する方法は子どもが考えています。
子供ならではの発想が、実は勉強の生産性・効率性を高めていたのかもしれません。
子どもの集中が途絶えたら、止めることも必要
ただし、大人ではないので、集中力が切れるときもあります。
でも意地になってしようとするときがあるので、そこはもう止めます。
集中力がない状態で勉強しても、ただこなすだけの作業になってしまい、身につかないと私は思うのです。
昨日は、百ます計算で、自分が思ったよりも早く答えられなかったことで集中力がきれました。
ですから、私から
「お母さん。ここまでに今日はしてほしい。肩痛いわー。」と言うと、
子供も「そうだね。肩ほぐした方がいいよね。」といって、勉強をやめます。
なんにせよ。子供の様子をみながら、子供主体で勉強を取り組むことが大切だなと、実感。
つい大人主導になってしまいますが、子供を信じて子どもの計画にのってみると思わぬ効果があるのかもしれません。