将来の夢は建築家という我が子。様々な建物の中でもビルに対しての興味・関心が強く、大人になったときに「自分で建ててみたい！」という強い希望をもっています。
そんなビル好きの我が子が、ニヤニヤしながら見てる本を今回はご紹介します。
著者は「＠関西人」さんという方で、日本のビルのデータベースをwebページで紹介しているビルマニア。小さいころからビルに興味を持っていた＠関西人さんは、学生の頃から本格的に様々なビルを巡り写真をとったり、ビルについて調べたりしているそうです。
そんな＠関西人さんが、日本の超高層ビルの面白さや、魅力を知るのに最適な100棟を選びエクスナレッジから出版している本が、「日本のビルベスト100
子供が魅了されている、「日本のビルベスト100」は一体どんな本なのか、その魅力を今回はお伝えしたいと思います。
子供がはまる超高層ビルの魅力『日本のビルベスト100』とは？
我が子は建物が好きで、色々な建物に興味をもっています。
その中でも一番好きなのはビル！
高いビルを見上げて写真を撮ったり、気になったビルに展望台などがあれば、のぼったりしています。（でも昇るだけで、意外と外はみないのです。怖いらしい。）
出来れば色々なビルを見せに連れて行ってあげたいのですが、なかなか全国各地を巡るというのは、大変なこと。それは子供本人もわかっているようです。
そんな子供が、何気なく書店で見つけたのがこちらの「日本のビルベスト100」。もう見つけたとたん、おねだりされました。
そして手に入れると、ニヤニヤと見入っています。
どんな内容かというと、まずはビルの写真が大きく掲載されています。これは非常に子供にとって嬉しい限り！ビルの迫力を感じ、さらにビルに魅了されております。
ビルの情報としては設計した会社、階数、延べ床面積、構造、竣工、所在地など。さらに、ビルについて＠関西人さんによる解説があります。
こちらの本は大人向けということもあって、本文には一切漢字にフリガナがふられていません。ですから私は「子供にはどうなんだろう？わかるのかな？」と、フリガナがふられていないことが、少々難点なんじゃないかと思っていました。
しかし、子供は知りたい情報についてはある程度わかるようです。そして、どうしても知りたいときは「読んで。」と聞きにくるので、特に問題なく読めています。
むしろ新しい用語を知ることができたり、漢字が読めるようになるので、ワクワクしながら読んでいます。
大人も一緒にビルを巡りたくなる魅力的な写真
私自身は正直に言えばビルに興味はありません。細かな情報にも興味はありません。しかし、この大きく掲載された写真を子供と一緒に見るうちに、不思議と行ってみたくなってきました。
こんな変わった形のビルがあるの？とか、窓の形や色が統一されていてきれい！なぜ屋上にこんなものを？などなど、色々と気になる点が出てきたのです。
そして「色々なビルを実際に行って目で確かめてみたい。」と、本を購入したことでさらに強く感じている我が子。ですから、今までその土地を訪れたついで見てきたビルですが、にこの本をきっかけにして、ビル巡りを中心にしてもいいのかなと思えるようになりました。
本には所在地だけでなく簡単な地図が掲載されていますし、子供と一緒にどうやって行ったらよいかなど、経路を調べていくのも面白そうです。
本や写真ではわからないこと、子供しか感じ取れないこともあるはずだと思います。
将来の建築家になる夢を叶えるため、そして大好きなものを見る楽しみを味合わせてあげたい。親としてはそう思います。
子供にどのような影響や効果が出るのかわかりませんが、ビル巡りをとおして子育てを楽しむのもいいのかなと、本をとおして感じました。
大人も子供も楽しめる日本のビルの本。
皆さんもよかったら手にとってみてください。
かなり見ごたえのある本です！
