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【建築・建物が好きな子供の本】ものがたりの家(吉田誠治 美術設定集)【空想の家を楽しむ】

ものがたりの家

建築物(建物)が好きな子供のために本を探している方に向けて、

今回はパイインターナショナルから出ている「ものがたりの家-吉田誠治 美術設定集-」をご紹介します。

 

 

 

 「ものがたりの家」は、もともと同人誌として出版されていた「ものがたりの本Ⅰ・Ⅱ」とさらに描きおろし作品を合わせて出版されたもの。

※吉田誠治さんはフリーランスで背景やイラストを描くイラストレーター/背景グラフィッカーです。

 

では、さっそく「ものがたりの家」を見ていきましょう。

 

住んでみたい!憧れの家に出あえる

ものがたりの家:もくじ

子供の頃に読んだ絵本やアニメの世界には、「住んでみたい!」「本当にあったらいいな!」と思う素敵な家や印象に残った部屋などがありませんか?

 

私は14ひきのシリーズのねずみの家に住んでみたいなとか、小公女セイラの屋根裏部屋、サザエさんの家などがとても印象に残ったものです。

そして、「あの家はどうなっているんだろう?」とか「あの部屋に続く廊下はどんなだろう。」など細かい部分が気になり想像したものです。

 

ご紹介する「ものがたりの家」はそんな気になる部分も楽しめる本です。
ただ素敵な家や空想の家のイラストが描かれているだけでなく、細部についても語られており、読者の気になる思いや、どのように吉田さんが描いているのかなどメーキングもご紹介されています。

 

「ものがたりの家」を少し見てみよう!

ものがたりの家

たとえば上の画像の家は、グリム童話に出てくる七人のこびとの家が描かれているのですが、部屋の広さやキッチンの作り、雪対策についてなど、細かく設定され書かれています。

 

それをみながら、「なるほどね。」と、外観と内部の絵を照らし合わせながら、ここがこの部屋かな?と楽しむことができます。

また、吉田さんの世界観だけでなく自分もそこから想像して、あの椅子には誰が座るんだろう?とか、ベッドが1つ多いけれどひょっとして…。とか、とにかく想像そして自分だったらこんな風にするな!と妄想がとまりません。

 

それが本当に楽しい!

 

そんな家が30点以上も描かれているのです。

 

さらに、メーキングや線画も掲載されており、かなりの見ごたえです。

 

子供と一緒に「ものがたりの家」で語りたい

ものがたりの家

実は我が家では、クリスマスにサンタクロースのプレゼントとして、こちらの本を子供に贈る予定にしています。

 

建築物が好きで身近にあるビルなどの建物に憧れをもっている我が子。

 

親の勝手な思いなのですが 、現実のものも素晴らしいけれど、自分の世界や建築物を想像するきっかけにしてほしいなという願いをこめて、今回こちらの本を贈ることにしました。

 

そして、一緒に「ものがたりの家」を見ながら、お互いの世界観を語れればなと思っています。

 

みなさんも「ものがたりの家」を想像して楽しんでみませんか?