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算数が身につく!おすすめカードゲーム「ぴっぐテン」はどんなゲーム?

こんにちは。スズメです。

12月に入り冬らしく寒くなってきましたね。そして町の雰囲気もクリスマスや年末年始の準備が始まっています。

 

子供もクリスマスの準備で、ツリーを飾ったり、サンタさんや祖父母からもらうプレゼントは何がいいかと考えております。

 

確かにプレゼントを用意しなければ!ですね。

 

我が家では、12月にクリスマスプレゼントとは別に子供に贈るものものも考えています。それは、クリスマスや年末年始に家族や親戚で楽しめるものです。

 

たいがい、カードゲームやボードゲームになってしまうのですが、今回はおすすめのカードゲームをご紹介したいと思います!

 

10になるように考えるカードゲーム

まずご紹介するのは、たし算やひき算が得意になってしまうカードゲームです。

ぴっぐテン(Pig10)

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「ぴっぐテン」は、場にあるカードの数と自分の出すカードの合計が「10」になるようにし、たくさんのカードを手に入れていくゲームです。

 

ルールは簡単!

まずは、カードを一人に3枚ずつ配ります。残りは、場に伏せておき、1枚を開いて隣に置いておきます。

ぴっぐテンのルール

自分の番になったら、場の数と出す数が10になるように、考えてだします。

たとえば、場の数が「7」のとき、もっているカードに「2」がありました。たすと「9」です。カードを場に出す時に「きゅう!」と言って出します。

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残念ながら「10」になりません。山から1枚もらい、次の人へ順番を回します。
(常にカードは手元に3枚ある状態です。)

 

次の人は場の数が「9」です。そこで「1」のカードをもっていたため、場に出せば、たすと「10」になり、カードを全てもらうことができます。出す際に「ぴっぐテン!」と言って出します。

ぴっぐテンのルール

ぴったり「10」となったので、この場合ですと3枚のカードがもらえるということです。そして山から1枚もらい、場にも1枚めくって山の隣におきます。

 

次の人は場の数を「3」で考えていきます。

ぴっぐテン

次の人は「よん!(し!)」と言って「1」を出しました。

そして、次にまわり「なな(しち)」と言って「3」を出し、次にまわします。

次の人は「に!」といって「5」のカードを出しました。

「5」のカードは±の両方が使えるようになっているので、引いた数でだしたのです。

そして次の人は・・・「ぴっぐテン!」と言って「8」を出しました。

3+1+3-5+8=10となるわけです。

ですから、「8」のカードを出した人が5枚のカードをもらうことができます。

 

ぴっぐてん(10を超えたら)

もし、10を超えてしまうカードを出すと、前の人にカードがすべてわたってしまうことになります。

 

また、場の数が「6」で手元に「6」のカードがある場合、たすと「12」になってしまいますが、場の数と同じ数であれば、「ろく」と言って、「6」のカードを出すことも出来ます。「同じ数字」として出してもいいし、「たした数」として出してもいいのです。

その他にも必ず場の数が0になる「0」のカード、場の数が0のときに出すとぴっぐテンになる「10」のカード(場が0以外は10を超えてしまいます)があり、ゲームが楽しくなる工夫も。

ぴっぐテン(カードの種類)

そして、すべての人のもちカードがなくなったら終了となり、自分が手にしたカードが多い人が勝ちとなるのです。

 

数の概念がしっかり身につくゲーム

我が子がこのゲームをしだしたのは「就学前」なんですが、なんとなく10のたし算までが出来るようなときに、一緒にしたものです。

 2+3=5というような式を使って答えることは、あまりしていなかったと思います。

ですが、子供って「おやつが3つあった。また2つもらったから、5つになった。」というように、生活の中でたす機会があると思うのです。そういう状態になったときにこのゲームをしていくと、いづれ小学校に入学した際に習う、数の概念が身につきやすいのではないかと思いました。

 

数の概念というのは、小学校でたし算やひき算を学ぶ前に「いくつといくつ?」という授業で行います。

例えば「5はいくつといくつ?」というのを、「5は1つと4つ」「5は2と3」「5は3と2」「5は4と1」というのを、おはじきを使ったり、カードを使ったりして、ひとつの数を分解していくのです。

すると「1+4は5」というたし算が、わかるように導いていくのです。

 

勉強のためではなく、楽しくゲームをする!

上にかいたように、確かに数の概念や、たし算・ひき算の練習にもなるかもしれませんが、「ぴっぐテン」はどの年代も楽しく遊べます。

 

とくにクリスマスや年末年始は、おじいちゃん・おばあちゃんと子供たちが一緒に遊んだり、親戚があつまって楽しく過ごす機会があります。そんな時に、このぴっぐテンは大いに盛り上がるでしょう。

 

事実、我が家はこれで盛り上がっています!